会 期
12月6日(水曜日)~12月24日(日曜日)
午前10時~午後5時(金曜日は午後7時まで)
会 場
船橋市民ギャラリー
〒273-0005 船橋市本町2-1-1 船橋スクエア21ビル3階
電話:047-420-2111
https://www.f-bunspo.or.jp/gallery/
交 通
JR船橋駅、東武線船橋駅南口より徒歩約7分 京成船橋駅より徒歩約5分
入場料
無料
主 催
船橋市教育委員会/(公財)船橋市文化・スポーツ公社
協 力
G&S根雨
1960年代以降の船橋。団地や新興住宅地が次々と造成され、日本全国から多くの人々が移り住むことで人口が急増し、人も、町も、生活様式も急激に変化しました。
写真家・北井一夫(1944-)は、大きく発展を遂げた船橋で1983年から1987年にかけて、町の姿、そこに暮らす人々を撮影し、「フナバシストーリー」というシリーズにまとめました。船橋駅で新聞を読みながら電車を待つサラリーマン、ピアノが置かれた団地の一室で家事をする女性、繁華街に集まるリーゼントの若者たち・・・写真には、白っぽくて明るい、その時代を生きた人々のリアルな「日常」が映し出されています。
当時、北井一夫は、この新しい町の様子が「故郷の風景」となるのか世に問いかけました。撮影から約40年が経過し、「フナバシストーリー」の時代の人々は故郷を振り返る年齢となりました。ここに写された風景は、彼らにとって懐かしい風景でしょうか、それとも、変わらない日常の風景なのでしょうか。今、それを確かめる時になりました。
このたび、100点以上に及ぶ「フナバシストーリー」のヴィンテージプリント*を一堂に会する展覧会を、撮影された地・船橋で開催します。また、本展覧会では、1970年代に農村社会の営みを撮影した「村へ」や、2000年代に身近なものや場所を撮影し、カメラ雑誌に連載された「ライカで散歩」など、現実を見届け、相手との関わりを記録し続けた写真家・北井一夫の作品を併せて紹介します。
1980年代の船橋を知る人、或いは、初めてこの風景に出会う人にとって、会場の写真は、新たな船橋の物語を紡ぐきっかけとなるかもしれません。
*ヴィンテージプリント…撮影から数年以内に写真家本人により制作され、相当の年月を経たプリント
チラシPDF
「フナバシストーリー 北井一夫」展チラシ
「フナバシストーリー」とその他の北井作品について、ゲストに評論家の石井仁志氏を迎えて対談形式のトークを行います。
日 時:12月9日(土曜日)14:00‐16:00
会 場:船橋市民ギャラリー 第2ホール
展覧会の見どころを担当学芸員がご紹介します。(各回とも内容は同じです。)
日 時:12月15日(金曜日)/22日(金曜日)14:00‐15:00
会 場:船橋市民ギャラリー 展示室
北井一夫氏と〈フナバシストーリー〉撮影当時を知る人のフナバシストーリー座談会を開催します。〈フナバシストーリー〉に写っている方や、撮影地に関するエピソードをお持ちの方など、是非ご参加ください。
日 時:12月24日(日曜日)14:00‐16:00
会 場:船橋市民ギャラリー 第2ホール
話し手:北井一夫氏(写真家)
神保君雄氏(前船橋市写真連盟会長)
ご参加の皆さま
司 会:益子実華(船橋市教育委員会学芸員)
参加自由 当日会場までお越しください。
市内の小中学生が、図工・美術の授業中に制作した写真作品「私の船橋ストーリー」の成果展を同時開催します。北井一夫「フナバシストーリー」をパソコンやタブレット端末にて鑑賞後、身の回りの風景を撮影、組写真にして、自分の思いを言葉にのせ作品を制作しました。会場では、子供たちが切り取った「今」をお楽しみください。
会 場:船橋市民ギャラリー 第1展示室
展覧会に先立ち、北井一夫「フナバシストーリー」の一部を展示します。
会 期:11月11日(土曜日)~12月10日(日曜日)
会 場:船橋市西図書館 2階ギャラリー
〒273-0031 船橋市西船1-20-50
(電話番号)047-431-4385
交 通:JR船橋駅、東武線船橋駅南口より徒歩7分
京成本線京成西船駅より徒歩15分