令和五年度船橋市出張美術展・「国際博物館の日」記念事業
どこかで見た不思議な風景

船橋市出張美術展は、市内の公民館、学校、文化施設を会場に市所蔵の美術作品を紹介する展覧会です。本市では約600点の美術品を所蔵しています。その多くは船橋市に住み活動した「ゆかりの美術家」の作品です。
このたびの出張美術展では、「どこかで見た不思議な風景」をテーマに、市所蔵作品から約30点をご紹介します。洋画家・椿貞雄（1896‐1957）による写実的な風景画や、切り絵作家・井出文蔵（1928‐）の懐かしい海の景色、さらに柴宮忠徳（1938‐2007）や熊谷文利（1920‐2001）による夢の中で見たことがあるような心象風景まで、様々な「風景」を一度に味わえる展覧会です。
さらに、会場である船橋市郷土資料館との連携企画として、美術作品にまつわる資料を併せて展示します。これらの資料は美術作品の謎を紐解く鍵となるかもしれません。

身近な場所で、地域の文化・歴史に触れて、美術鑑賞を楽しんでみませんか。